
Palo Alto Networks
ネットワーク、クラウド、エンドポイントまで包括的にカバーするセキュリティプラットフォーム
OVERVIEW Palo Alto Networks製品の概要
Palo Alto Networksは2005年にアメリカで創業したセキュリティソリューションベンダーです。ファイアウォールを祖業としますが、現在ではネットワークだけでなく、クラウドやエンドポイントなどを含む包括的なセキュリティプラットフォームを提供します。

Palo Alto Networks製品の全体像
LINE UP 製品ラインアップ
Palo Alto Networksでは、大きくわけてSTRATA、PRISMA 、CORTEXと3つの主力ブランドを打ち出し製品を提供しています。
STRATA
STRATAは次世代ファイアウォール製品群のブランドです。SSL通信にも対応し、機械学習を用いたインライン検知によって、既知の脅威だけでなく未知の脅威を検出する機能によってサイバー攻撃から保護します。主力製品「PAシリーズ」では、小規模拠点向けから、大量のトラフィックを処理する必要がある大規模拠点やデータセンター用製品まで、さまざまなラインアップを備えています。
PAシリーズの特徴
センサーとして機能
ネットワークセンサーとして動作し、脅威の情報を即座に収集
クラウドとの連携
クラウドインテリジェンスと自動連携し、脅威防御レベルを向上
リアルタイム性
リアルタイムで情報を収集し、脅威情報の更新、適用を自動化
PRISMA
PRISMAはクラウドセキュリティソリューションのブランドです。企業のITシステムがオンプレミス環境だけではなくIaaSやPaaS、SaaSなどのクラウド上に広がり、さらに拠点間および拠点・インターネット間でトラフィックが拡大する中、従来のセキュリティソリューションでは対応できない高度な防御機能を提供します。
Prisma Access
PAシリーズで実績のあるセキュリティ機能をクラウドに適用。Firewall as a Service(FWaaS)のほかに、SWGやZTNA、CASB機能をワンストップで含有するなど、高度化する脅威に対する多層的で包括的な防御を実現します。Prisma が提供する後述のSD-WANを統合することで、SASEを素早く実現することができます。

Prisma SD-WAN
SD-WAN機能を提供するソリューションです。複数拠点のネットワークトラフィックやインターネットトラフィックの可視化・制御を行うことで、ネットワーク越しのアプリケーションのパフォーマンスを最大化します。

Prisma Cloud
クラウドネイティブに対応したセキュリティプラットフォームとして、IaaS、PaaSなどパブリッククラウド利用に伴って生じるセキュリティ課題の解消に貢献するCNAPP(Cloud Native Application Protection Platform)ソリューションです。各クラウドサービスプロバイダーののIaaSを横断して管理できます。

Cortex
Cortexシリーズは、脅威の検出から、対応およびその⾃動化までさまざまな機能を統合するプラットフォームです。セキュリティ製品から発せられるアラートなど多くの情報を分析しながらセキュリティインシデントに対応するSOC(Security Operations Center)の業務効率化を強力に支援するソリューションであり、サイバー攻撃の早期発見や被害の最小化に貢献します。
Cortex XDR
エンドポイントにおける脅威検知・対応の仕組みであるEDRに加えて、次世代ファイアウォールなどとの連携でネットワーク上やクラウド上でのログや挙動を相関して分析することで、ITインフラ全体を踏まえた脅威検知・対応を可能にするXDR(Extended Detection & Response)ソリューションです。

Cortex XSOAR
インシデント管理やプレイブック機能など、インシデント対応を効率化・自動化しセキュリティ運用業務負荷を軽減するソリューションです。
Cortex XPANSE
サイバー攻撃者に狙われやすいIT資産がインターネット上に存在しないかどうかを検出し管理する「攻撃対象領域管理(ASM)」機能を提供します。
Cortex XSIAM
XDR、SOAR、SIEMをはじめとするSOC機能を単一プラットフォームに統合して提供することでSOCの業務を変革するソリューションです。