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2021年02月16日 ネットワンパートナーズ株式会社

ネットワンパートナーズ、Deep Instinctとディストリビュータ契約を締結
"深層学習"で未知の脅威を防ぐ新世代のエンドポイントセキュリティ製品を販売開始

~予測型のマルウェア検知アルゴリズムで、高い堅牢性と低い運用負荷を両立~

ネットワンパートナーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:田中 拓也)は、ディープインスティンクト株式会社(本社:東京都港区、カントリーマネージャ:並木 俊宗)とディストリビュータ契約を締結し、米国Deep Instinctが開発する、“深層学習”で未知の脅威を防ぐ新世代のエンドポイントセキュリティ製品「Deep Instinct」を、本日よりパートナー企業経由で販売します。

近年、未知のサイバー攻撃が次々と登場するとともに、新型コロナウイルス感染症対策でテレワークが増加していることから、PCのマルウェア感染リスクが高まっています。

「Deep Instinct」の最大の特長は、世界で初めて深層学習をサイバーセキュリティに適用することで、予測型のマルウェア検知アルゴリズム(予測モデル)を生成し、未知のマルウェアを瞬時に防御可能な点です。例えば、Emotet/Snake/Maze等の大きな被害を出した新型マルウェアに対しても、それらが登場する1年以上前の予測モデルで検知しています。

また、運用面でも管理者や利用者の負荷を軽減します。具体的には、予測モデルであることからウイルス定義ファイル等を日々更新する必要がありません。また、検知精度が高いことから誤検知アラートも大きく低減されます。さらに、検知したマルウェアの分類、侵入経路の特定、仮に感染した場合の挙動分析、遠隔からのファイル隔離等の高度な対処が、専用の管理システムで一括で可能です。

パートナー企業は、「Deep Instinct」の世界3,000社以上の豊富な導入実績、及び、ネットワンパートナーズの技術支援のもとで、継続して需要増加が見込まれるエンドポイントセキュリティ市場に、大きな差別化とともにアプローチ可能になります。
特に、エンドポイントセキュリティ製品の運用負荷の高さを課題とする、エンドユーザ企業やMDR(Managed Detection and Response)サービスを提供するマネージドサービスプロバイダーでの導入効果が非常に高く、パートナー企業と協力した提案を進めます。

ネットワンパートナーズは、「Deep Instinct」に加えて、新型コロナウイルス感染症対策に伴うテレワークやクラウド活用も含めた包括的なネットワーク及びセキュリティソリューションも併せて提供し、高度な技術支援でパートナー企業を強く支援します。


「Deep Instinct」の特長
「Deep Instinct」は、PC(対応OS:Windows/macOS/Chrome OS)やスマートフォン・タブレット(対応OS:Android/iOS&iPadOS)等の端末を、マルウェア感染から防ぐセキュリティ製品です。
主な構成要素として、予測モデル「D-Brain」、管理システム「D-Appliance」、端末に導入するソフトウェア「D-Client」があり、これらが連携することで以下の機能を実現しています。

深層学習で未知の脅威を防御
「Deep Instinct」のコア要素である予測モデル「D-Brain」は、Deep Instinct社独自のディープニューラルネットワーク(脳神経細胞を模した多層の数理モデル)が、何十億もの膨大なマルウェア及び正規データを学習することで生成されています。
人がマルウェアの特徴を指示する機械学習とは異なり、「D-Brain」では自律的に学習する“深層学習”を採用しているため、未知の脅威に対して、1)約100%の高い検知精度、2)ミリ秒単位の検知速度、3)ファイル形式に依存しない検知、を実現しています。

管理者・利用者の負荷を軽減
PCやスマートフォン・タブレットには、「D-Brain」の要素が組み込まれた「D-Client」をインストールします。「D-Client」は、“予測型”という性質から、3か月ごとの更新で十分な防御力を維持し、日々のシグネチャファイルの更新や定期的なフルスキャン作業は必要ありません。このため、オフライン・起動直後・長期休止後等の脅威が増す場面でも機能します。
また、「D-Client」のファイルサイズは150MB以下と軽量で、端末のCPU使用率も1%以下と非常に低いため、インストール後も利用者が端末のパフォーマンス低下を感じることはありません。

防御後の高度な対処
管理システム「D-Appliance」は、「D-Client」をインストールした全端末のセキュリティ状況を一括管理し、自動的な相関分析機能と修復機能を提供します。具体的には、以下等の分析に基づいて、ファイルの削除・プロセスの停止・ネットワーク分離等の、適切な修復処理が遠隔から可能です。
– 「D-Client」による、検知したマルウェアの自動分類:ウイルス、ランサムウェア、バックドア等に分類し、攻撃の深刻度や対処すべき範囲を検討可能にします
– 脅威の侵入経路の特定:根本原因の自動分析によって、マルウェア検知のきっかけとなった攻撃を確認し、効果的な根本対策を取ることが可能です
– 仮に感染した場合の挙動分析:検知したマルウェアについて、サンドボックスによる動的分析等を通じて、安全に脅威の内容を確認できます

「Deep Instinct」の詳細はこちらをご確認ください。
https://www.netone-pa.co.jp/solution/security/deep-instinct/


Deep Instinctのコメント
Deep Instinct CEO兼Co-FounderのGuy Caspi様より次のコメントを頂いております。
「サイバーセキュリティは革新を続けています。シグネチャベースの第1世代、機械学習による第2世代、そして、『Deep Instinct』が位置する、深層学習によって予防ファーストで自律型のセキュリティを実現する第3世代です。新型コロナウイルスの影響でデバイスを取り巻くネットワーク環境は激変しており、未知の脅威への対応は急務です。ネットワンパートナーズはネットワークとセキュリティの双方の技術に長けており、多くのパートナー企業を支援いただくことで、日本におけるニューノーマルへの移行が『Deep Instinct』とともに加速されていくと確信しています」

なお、ネットワンパートナーズは、3月10日(水)に、本製品について紹介するWebセミナーを開催いたします。詳細はhttps://www.netone-pa.co.jp/event/webinar/20210216_01.htmlをご覧ください。


Deep Instinct について
Deep Instinctは、サイバーセキュリティにエンドツーエンドの深層学習を適用している最初かつ唯一の企業です。あらゆる種類のマルウェア、既知および新規のマルウェア、初見のマルウェア、ゼロデイ、ランサムウェア、APT(高度で継続的な標的型攻撃)など、あらゆる種類の攻撃をゼロタイムで予測・防御し、ネットワーク、エンドポイント、モバイルなど、企業内のあらゆる場所で、比類のない精度とスピードで、多層的な防御を可能にします。


■ネットワンパートナーズ株式会社について

ネットワンパートナーズ株式会社は、2008年11月に設立した、ネットワンシステムズ株式会社のグループ会社です。パートナー企業との協業ビジネスに特化し、ネットワンシステムズが販売可能な全ての商品群(サービスを含む)、およびネットワンパートナーズ独自のソリューションや製品を、販売支援・導入から保守・運用サービスまで含め、パートナー企業向けに付加価値とともに販売します。詳細は www.netone-pa.co.jp をご覧ください。

  • 記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です。
■本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先

ネットワンシステムズ株式会社 広報・IR室:西田武史、今村友美
TEL:03-6256-0616 E-mail:media@netone.co.jp