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2024年02月21日 ネットワンパートナーズ株式会社

Deep Instinct社の アプリケーションおよびストレージ環境向けの 新製品
DPAおよびDPSを提供開始

ネットワンパートナーズ株式会社は、AIベースのディープラーニング(DL)フレームワークで未知のマルウェアを事前に阻止する予防ファーストのサイバーセキュリティ企業、ディープインスティンクト株式会社が開発する Deep Instinct Prevention for Applications(DPA)、およびDeep Instinct Prevention for Storage(DPS)についてパートナー経由での提供を開始します。

どちらも既に国内でも実績を持つDeep Instinct Prevention for Endpoints(DPE)と同じく、DLによって作成されたモデルベースのファイルスキャンエンジンを活用したセキュリティソリューションとなります。
DPAはAPIやICAPを用いた外部アプリケーションとの連携が可能で共有サービス基盤を対象、DPSはネットワーク接続ストレージ(NAS)を対象としており、エンタープライズグレードなシステムに対してディープラーニングを活用した予測による予防プラットフォームをシームレスに統合することが可能となり、高度なセキュリティソリューションを提供します。

Deep Instinct Prevention for Applications(DPA)の特徴

企業でも個人でも、現在利用されているシステムの多くはクラウドサービスをはじめとする共用サービスになっています。一方でサービスを提供する側にとっては、セキュリティ強化は極めて重要な議題であり、あらゆるリスクを想定して環境を構築する必要があります。
DPA
では、こうした共有サービス基盤とAPIICAPを通じて連携し、送られてくるファイルを高速にスキャンし、即座に判定結果を連携先のシステムへ返します。☆下図参照

連携可能なサービスの一例としてはwebアプリケーション、メール、クラウド型ゲートウェイ(FW、プロキシetc)などが挙げられ、高速に大量のファイルをスキャンできることから、ユーザー数の多い共有サービスなどをターゲットとしています。

Deep Instinct Prevention for Storage (DPS)の特徴

あらゆる組織にとって、データ活用が今極めて重要であることは言うまでもありませんが、そのデータを大量にため込むために利用される場所として、NASがあります。一方で、先日IPAの情報セキュリティ10大脅威2024がリリースされましたが、[組織]の方では昨年に続き第1位がランサムウェアとなっています。万が一、NASがランサムウェアに感染したとしたら、それは企業にとっての致命傷になりかねません。

※IPA情報セキュリティ10大脅威2024
https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2024.html


DPS
ではストレージ環境のファイルをスキャンし、データの安全性を担保できるソリューションです。スキャンの結果、悪意のあるファイルが見つかった場合、それらは実行されることなく即座に隔離または削除されます。☆下図参照

現時点では対応しているNAS製品はDell EMCCAVA)、NetAppVScan)の2製品となっており、これらのストレージメーカーが提供するスキャンサーバー上にに導入する構成となります。

ネットワンパートナーズでは、セキュリティソリューションのカバレッジを広げており、DPA/DPSを通してパートナー企業のエンタープライズビジネスとサービス推進を強く支援していきます。

Deep Instinct」の詳細はこちらをご確認ください。
https://www.netone-pa.co.jp/solution/security/deep-instinct/

■ネットワンパートナーズ株式会社について

ネットワンパートナーズ株式会社は、2008年11月に設立した、ネットワンシステムズ株式会社のグループ会社です。パートナー企業との協業ビジネスに特化し、ネットワンシステムズが販売可能な全ての商品群(サービスを含む)、およびネットワンパートナーズ独自のソリューションや製品を、販売支援・導入から保守・運用サービスまで含め、パートナー企業向けに付加価値とともに販売します。詳細は www.netone-pa.co.jp をご覧ください。

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