Cisco UCS
クラウドプラットフォーム
ソリューション Cisco UCS

Cisco UCS(Cisco Unified Computing System)の特長

従来のブレード サーバの課題を解決する新しいアーキテクチャ

既存のブレード サーバは、IAサーバに共通して必要な、電源、ファン、I/Oなどサーバの共通部分をブレード シャーシ側に持たせ、ブレード サーバをコンパクト化し、集約度を上げることを目的として利用されてきました。この構成は、最初にブレード サーバがリリースされた10年以上前のアーキテクチャと基本的に変わっていません。仮想化が普及した今日では、迅速で、簡単な運用を実現するには十分とは言えない状況になっています。

シスコは、仮想化環境でブレード サーバが利用されることを前提に、管理面・拡張性の面で画期的なブレード サーバCisco UCSをリリースしました。

Cisco UCS ファブリック インターコネクト

ブレード シャーシからスイッチング機能を外に出し、従来のような内蔵したブレード スイッチを利用しません。従って、複数のブレード シャーシを、このファブリック インターコネクトに収容することで、拡張性が高まります。

ファブリック インターコネクトとシャーシ間は10/40GEのFCoEで接続するので、ブレード サーバの配線本数を劇的に削減することができます。また、FCoEのインターフェースを論理的に設定することができるので、ワイヤワンス(Wire Once、一度配線したら構成変更時にも結線を物理的にやり直す必要がない)を実現しています。

Cisco UCS Manager

ファブリック インターコネクト上で動作する統合管理ツールCisco UCS Managerは、複数のブレード シャーシに搭載されているブレード サーバを一括管理します。従来のブレード サーバのように、いくつもの管理ツールを用いて、ブレード サーバ、ブレード スイッチ、ブレード シャーシなどをそれぞれ設定・管理する必要がなくなります。

サービス プロファイル適用機能

Cisco UCS Managerには、ブレード サーバのキッティングを不要にする機能があります。 従来はブレード サーバをプロビジョニングする際に、UUID、MACアドレス、IPアドレス、WWN、BIOSなどをエンジニアが設定していましたが、このサービス プロファイル適用機能を利用すると、短時間で、SE作業が不要で、必要なパラメータ設定を実行することが可能です。

サービス プロファイルのメリット

迅速なフェイルオーバー

  • ポリシーベースでシームレスに移動、配置、展開可能
  • ブレードを識別するIDは単なるIDでは無く、複製も可能

ダイナミックプロビジョニング

  • サービスインまでの時間が数日から数分へ
  • 大規模導入も迅速に対応可能

サーバ使用率向上

  • サーバ用途も迅速に変更可能
  • トランザクションの急激な変化にも柔軟に対応

仮想化に強いI/O機能

Cisco UCSの各ブレード サーバからファブリック インターコネクトに接続する10GE FCoEインターフェースは、その物理インターフェースの中を、各仮想マシンごとに帯域を割り当てることができます。保持できる仮想インターフェース数は255個までで、1台のブレード サーバ上で多くの仮想マシンが動作している場合でも十分に対応が可能です。

また、仮想マシンに割り当てられた仮想インターフェースのプロファイル情報(論理設定情報)は、その仮想マシンがVMwareのクラスタ内で他の物理サーバに移動(vMotion)した際にも、移動先の仮想インターフェースに引き継がれるVM-FEX機能を備えています。

VM-FEX
Cisco Virtual Interface Card と Path-Through Switch Module により、VMware 仮想マシンの仮想NIC とCisco VNIC が1:1でマッピング。これにより、仮想マシンの仮想NIC を UCS が 識別し、ネットワークポリシーを適応可能。また、スイッチングにホストCPUを使用しない構成となる。

VM-FEXのメリット

  • 仮想化モビリティに対応したネットワークポリシーの適応実現
  • CPU / メモリーなどのコンピューティングリソース向上による仮想マシン集約率上昇がもたらすI/Oネックの回避
  • オンデマンド要求に対応するサーバのプロビジョニング