ネットワンパートナーズ

ネットワンシステムズ株式会社のグループ会社であるネットワンパートナーズ株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：齋藤 普吾、以下ネットワンパートナーズ）は、オフィスビル向けの省エネソリューション「CFMS by BX-office」を本日より発売します。「CFMS by BX-office」は、ICTを活用して照明や空調の管理を一元化することで、オフィスビルにおけるエネルギー使用量を可視化し、企業の省エネ対策を可能にするものです。同ソリューションは、ネットワンパートナーズの販売パートナー経由でエンドユーザに提供されます。ネットワンパートナーズでは、今後3年間での販売目標を3000台と見込んでいます。

「CFMS by BX-office」は、これまでIPネットワーク上で制御していた業務系ネットワークと、オフィスの照明や空調などを管理していた設備系ネットワークの統合管理を行います。シスコシステムズ合同会社のルータ「ISR2800シリーズ」と株式会社ユビテックの「BX-officeシリーズ」を組み合わせることで、両ネットワークの統合管理が可能となります。管理者は、GUI画面から遠隔制御や一元制御を行うことができるようになります。また、人感センサーやオフィススケジューラとの連携も可能になるため、例えば、人が入室すると自動的に照明や空調のスイッチが入り、退出すると自動的にスイッチが切られるなど、会議室の利用者に意識をさせることなく、企業内で省エネへの取り組みを行うことができます。さらに、東京都の環境確保条例に則った報告書（雛型）の自動生成や、使用状況のグラフ化など、レポート機能も充実しており、管理者の負荷を軽減することが可能です。

「CFMS by BX-office」の主な機能は下記のとおりです。

• ルーターによる、業務系および設備系ネットワークの統合管理
• 照明と空調の一元制御
• 様々なグラフによる消費電力量の解析支援
• 東京都環境確保条例に則った報告書（雛型）の自動生成

改正省エネ法による省エネ対策の必要性について

来春（2010年）に施行される改正省エネ法では、企業全体のエネルギー使用量が原油換算で1500kLを超える事業者は、その実状と削減計画について報告が義務化されるようになります。　　一般に、オフィスなどで消費エネルギーの大部分を占めているのは電力であると言われており、中でも、照明、コンセント、空調の熱源が約70％を占めているというデータ（※1）があります。一方で、照明、コンセント、空調の制御は人の手に委ねられており、ネットワンパートナーズでは、ICTの活用により、これらの課題解決支援に取り組んでいきます。

（※1）

（財）省エネルギーセンター調べ（2009年）

「CFMS by BX-Office」の概要

■主要構成

• シスコシステムズ合同会社　Cisco ISR2800シリーズ
• シスコシステムズ合同会社　Application eXtension Platform
• 株式会社ユビテック　BX-officeシリーズ

■ソリューションイメージ図

■グラフ表示例

■参考価格

標準パッケージの場合　3,000,000円～（※2）

（※2）

詳細は、ネットワンパートナーズの各販売パートナーにお問い合わせください。
なお、システム構築費用、電気工事費用、保守費用は別途お見積りとなります。

関係各社のコメント

「CFMS by BX-office」の提供開始にあたり、関係各社より次のコメントが寄せられています。