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2023年08月14日 ネットワンパートナーズ株式会社

シスコシステムズ合同会社主催Meraki D-1グランプリにて
「審査員特別賞」、「未来の働き方賞」をダブル受賞

2023 年 8 月 4 日(金)に開催されたシスコシステムズ合同会社主催Meraki D-1グランプリにて、ネットワンシステムズ&弊社ネットワンパートナーズの有志メンバー(ネットワンValley部チーム)による応募作品「Cisco MerakiでみんなHappy! Smart保育園」が審査員特別賞、ネットワンパートナーズの有志メンバー(NOP D-1チーム)による応募作品「スマートオフィスソリューション」が未来の働き方賞を受賞しました。昨年度の開催に引き続き2度目の受賞となります。

Meraki Developer-1、略してD-1グランプリは、DX化を推進するなかでMeraki製品のプログラマビリティや他のアプリケーションとの連携による新しい価値を創出する作品を作成・発表するコンテストです。今年度から社会課題解決の要素がテーマ(グリーン、GX、サステナビリティ / アフターコロナ、これからの働き方 / 高齢化社会 / 少子化・子育て/ リスキリング)として追加されました。

審査は、独創性・先見性・社会貢献・デザイン・選択テーマの5つの基準に基づき評価が行われました。多数の応募作品の中から、1次審査を突破したファイナリスト5チームによるファイナルステージがライブイベントとして一般公開されました。

シスコシステムズ合同会社 執行役員 経営企画本部長 吉井 彩乃様(左)とネットワンValley部チーム

シスコシステムズ合同会社 執行役員 マーケティング本部長 水谷 雄彦様(左)とNOP D-1チーム

受賞作品名:「Cisco MerakiでみんなHappy! Smart保育園」

昨今の保育事故件数の増加を受けて、Meraki MVカメラや MTセンサーを使い保育園の登園から退園をサポートするソリューションを開発しました。Meraki MVカメラ 、MTセンサーのセンシングデータの取得をトリガーに、Webexあるいは3rd party製品で保育士や園児に通知やフィードバックを行うことで業務のサポート及び自動化を行います。また、取得したデータはデータベースに保存されダッシュボード上で一元的に管理できます。 このソリューションのシナリオを下記で4つご紹介いたします。

1.園バス置き去りスマート検知

登園時のバス置き去りを防ぐために、園バス内にMeraki MVカメラを設置しモーション検知機能を使って園バス内に動きがあった際に先生へ通知を行います。
また、モーション検知機能だけでなくMT30(スマートボタン)の設置を併用し、ボタンを押すことでも先生への通知が可能です。
このモーション検知とボタンによる二重検知によって園児の取り残しを確実に防ぐことを期待しています。

2.スマートお昼寝

お昼寝の時間に、快適な睡眠を促すための環境を提供する目的で開発しました。
Meraki MVカメラのモーション検知によって、寝付けない子供を検知するとアロマディフューザーが起動し、リラックス効果のある香りを放出します。
また、MT10(温湿度センサー)によって温湿度環境をモニタリングし、閾値を超えた際にエアコンを自動的に起動します。
香りの放出と温湿度管理によって、お昼寝に適した環境を提供します。

3.スマートHelp

先生同士の連携強化を目的として開発しました。
トラブル等の有事の際にMT30(スマートボタン)を押すことにより他の先生へチャットの通知とスマートライトの点灯を行い、先生の対応を促します。
また、ドアにはMT20(ドア開閉センサー)が取り付けられているため、先生の出入りを検知しスマートライトを消灯することで有事への対応状況を可視化します。
先生同士の連携強化、さらには状況確認の自動化により先生の負担軽減を実現します。

4.気持ちをスマート可視化

園児の退園時にMT30(スマートボタン)を押してもらうことで、園児たちの一日の気持ちを収集します。
顔認証そのものは3rd party製品で行い、MT30(スマートボタン)の押下データと顔認証のデータを突合させることで園児と気分のデータを紐づけ、園児の気持ちを分析することで園児の気持ちに寄り添った園の経営に繋げます。

それぞれのシナリオで収集したデータはダッシュボード上で一元的に可視化され、分析と必要なアクションを促すことが可能です。

※本ソリューションはコンテストへの応募作品です、販売はしておりません。

受賞作品名:「NOPスマートオフィスソリューション」>

新型コロナ以降、働き方は大きく変化しました。テレワークからハイブリットワークへ移り変わる中で、新しい働き方にふさわしいスマートオフィスとは何か?Meraki APIによってより快適な勤務環境にすることができないか?という観点に着目し、以下のポイントをテーマにスマートオフィスソリューションを開発しました。

・実用性:Cisco,Microsoft,AWS製品の組み合わせにより法人顧客に対して実際に提案できる内容
・独創性:テレプレゼンスロボットの活用
・先見性:ハイブリットワークにおける課題解決

このソリューションのシナリオを下記で2つご紹介いたします。

1.会議室案内

不慣れなオフィス内での行動支援を想定したソリューションです。
オフィス入口にMeraki MVカメラを設置し、顔認証を行うことで個人のMicrosoft365予定表を読み取り、直近に使用する会議室まで自走型ロボットにより案内を行います。
テレワーク中心に働いていてオフィス内のレイアウトに不案内なケース、別拠点やサテライトオフィスなど不慣れな場所で一時的に仕事をするケース、さらにはオフィス受付や接客業での省人化利用にも活用できると考えております。

2.ゲストWi-Fi情報発行

オフィスに訪れたお客様が使用するゲストWiFiの運用簡素化を想定したソリューションです。
Meraki MT30(スマートボタン)を押すことで ランダムな文字列によるIDとパスワードを生成し、Meraki Dashboardでユーザを生成します。
そのIDとパスワードをゲストに伝えれば、ゲストWi-Fiをご使用いただけます。
面倒な事前申請や手動登録を行わずにゲストWi-Fiを運用することができます。

※本ソリューションはコンテストへの応募作品です、販売はしておりません。

弊社は、Cisco Merakiの販売ディストリビューターとして、販売パートナー様向けのトレーニングなど提供しております。また、Cisco Merakiシリーズを様々なシーンでご活用いただけるよう「Cisco Merakiフルスタックソリューション」でのご提案を行っております。

ご興味がございましたら、お問い合わせフォーム、またはパートナー企業様は弊社担当営業へお気軽にお問合せください。

■「Cisco Meraki MVシリーズ」製品紹介ページはこちら
https://www.netone-pa.co.jp/solution/security/ciscomeraki-mv/

■Meraki D-1グランプリについてはこちら
https://www.cisco.com/c/m/ja_jp/meraki/d1grandprix.html